───「考えているのに成果が出ない」理由
「論理的に考えているのに、なぜかズレる」
「ちゃんと分析しているのに、うまくいかない」
その原因はシンプルです。
“考え方が一つしかない”から。
仕事で成果を出す人は、状況に応じて思考を使い分けています。
その代表が、
- ロジカル思考
- クリティカル思考
この2つです。
この記事では、この違いと使い分けをわかりやすく解説します。

どんな感じに使い分けたらいいんだろう…。
ロジカル思考とクリティカル思考の違い
最も重要な違いはここです。

つまり、
- ロジカル思考:整える力
- クリティカル思考:見抜く力
この組み合わせの違いと必要性をお伝えしていきます。
ロジカル思考とは?
ロジカル思考とは、
「筋道を立てて、わかりやすく整理する思考法」
目的はシンプル。
“わかりやすく伝えること”
例えば:
- 結論 → 理由 → 具体例
- 原因 → 結果
のように、話の流れを整えます。
ビジネスの現場では、「マッキンゼー・アンド・カンパニー」などでも必須スキルとされています。
例えば:
時間軸で「何を出庫」して「何を入庫」したか”時間”や”商品”や”個数”を管理している。
(そんな簡単じゃないよってのは置いておいてくださいませ)
データを見ることで「発注点を決める」ことができたり、「出庫するための準備」ができます。
- 平日はこれくらいかな
- 連休前は例年と同じくらい増加かな
- 平日も増加していってるから連休前は例年より増やそうかな
など。
情報の整理は基礎として考えていただければと思います。
詳しくはこちらもご覧ください。


クリティカル思考とは?
クリティカル思考とは、
「本当にそれが正しいのか?と疑い、本質を見抜く思考法」
ポイントは、
“前提を疑うこと”
例えば:
- そのデータは正しいのか?
- その前提は本当に必要か?
- 別の見方はないか?
と問い続けます。
この考え方は心理学者”ダニエル・カーネマン”の研究する「認知バイアス」とも深く関係しています。
詳しくはこちらもご覧ください。


なぜ両方必要なのか?
どちらか一方では不十分です。
ロジカル思考だけだと:
👉 間違った前提をきれいに整理してしまう
間違った前提のまま進んでしまうと、軌道修正するにも時間がかかってしまいます。
軌道修正する必要があることに気づいたらまだいいですが、気づかないまま進んでしまうと間違った方向に進んでしまう。目的地が現在地から東にあるのに、西に行っていたらなかなか辿り着けません。
クリティカル思考だけだと:
👉 疑うだけで前に進まない
「本当にこれでいいんだろうか」と考えているだけで進まないと行動も遅くなってしまいます。
本当にこれでいいのかと整理しないままだと散らかったままなので、
- 原因はこれだっけ?
- この内容はどこから来たんだっけ?
など、最初から探さないといけなくなるので脳のリソースを無駄にくってしまうので、整理する必要があります。
だからこそ、両方を組み合わせることが重要です。
この2つを使える人の特徴
- 思考が深い
- 判断が正確
- 無駄なミスが少ない
- 説得力がある
つまり、“考える力が強い人”です。
考える力が強いと、
- イレギュラーにも対応しやすくなる
- 信頼関係ができる
- 経験値が上がる
など仕事ができる人へと、どんどん成長していきます。
思考力を高めるためのポイント
① 「整理」と「疑う」を意識する
この2つをセットで使う。
整理することで問題をわかりやすくし、疑うことで解決に導きやすくします。
② 自分の考えを疑う
一番難しいのはここです。しかし最も成長につながります。
自分の考えを疑うとなると、「今までの自分を否定することになる」と考えがちですが、全然違います。
自分の考えが本当に合っているか確認することで
- 見方が変わって視野が広がる
- 間違ってたら軌道修正できる
- 柔軟に対応できる
など、自分のためになることの方が多いです。
③ 問いを持つ
- なぜ?
- 本当に?
- 他には?
この問いが思考を深くします。
クリティカル思考だけでなく全部の思考法に出てくるほど必要な問い。
つまり、問うことで本質が見えてくる、思考力が深まる最高の考え方になるとも言えます。
仕事での使い分け

今回は売上を例にして考えてみます!
① 情報整理 → ロジカル思考
まずは状況を整理する。
- 何が起きているのか
- 原因は何か
何が起きているか⇒
✔既存顧客が離れていっているため売上が下がっている
原因は何か⇒
✔商品が飽きられている?
✔もっといい商品が他に出ている?
状況を整理すると、何が目的だったかも振り返ることもできます。
整理できてないと、どこを疑う必要があるかすらわからなくなってしまう。
整理することで逆にデータで見えなかった部分も「ここ…なんか見落としてる?」と気づきやすくなります。
② 前提確認 → クリティカル思考
次に疑う。
- 本当に正しいのか
- 見落としはないか
本当に正しいのか⇒
✔既存顧客の問題ではなく新規顧客が増えにくくなっているのではないか
✔商品だけでなく、売り出し方を見直した方がいいのではないか
見落としはないか⇒
✔この商品の本質を見直してみるべきではないか
✔商品を買ってもらえたうえで顧客が解決できることをよく考えてみるべきではないか
商品を買ってもらえたことで顧客が解決できること。例えば洗濯洗剤だとしたら
- 汚れが落ちる
- 抗菌、殺菌効果で清潔
が、主にだと思いますが、この感じで
- 黒のTシャツ
- リップの広告で見るような色を塗ったような描写
を使わないですよね。でも、シワを意識した柔軟剤なら色味のあるワンピースを使用したり。
客観視すると「本当にこの売り方でいいのか?」と、疑う働きをして見えてくることがあります。
③ 解決策 → 両方使う
- ロジカル思考で整理
- クリティカル思考で検証
この流れが最強です。
推理系のゲーム私の大好きな国民的推理系アニメでも
✔ ロジカル思考=整理する
⇒時系列や今あるものを確認する
⇒確認をしたら情報の整理をする
✔ クリティカル思考=疑う✔
⇒本当に時系列が合っているか疑う
⇒今あるものは当時もあったのか、今ないけど当時はあったかもしれないものを疑う
もちろん他の角度から見ることがありますが、この流れの軸ができているうえで考えています。
この思考力を高められるからこそ解決ができるわけです。
まとめ|違いを理解すれば思考は一段上がる
ロジカル思考とクリティカル思考の違いは、
✔ ロジカル思考=整理する
✔ クリティカル思考=疑う
この2つです。
ロジカル思考とクリティカル思考の違い
- ロジカル思考とは?
- クリティカル思考とは?
- なぜ両方必要なのか?
- この2つを使える人の特徴
仕事での使い分け
- ① 情報整理 → ロジカル思考
- ② 前提確認 → クリティカル思考
- ③ 解決策 → 両方使う
最後に一つ。
もしあなたが、「ちゃんと考えているのにうまくいかない」と感じているなら、
それは“考え方の幅”が足りないだけかもしれません。
整理する力に、疑う力を加える。
それだけで、思考は一段レベルアップします。
今日からこの2つを意識して使ってみてください。
あなたの判断と結果が、確実に変わります。✨



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