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今回は、生きづらさの要因の1つを知って少しづつでも気持ちがラクになる方々が増えてくれれば嬉しいです。
「なんでこんなにメンタルが弱いんだろう」と自分で自分を責めてしまう方もいると思いますが、弱いからではなく原因がある可能性を知っていただきたいと思いました。

自分は何でこんなこと考えてるんだろう?なんで頭にこんなことがよぎるんだろう?
強迫性障害。
生きづらさの「原因を知る」だけでも解決方法を見つけやすくなったり、「ただ弱いせいじゃないんだ」と少しはラクになるかと思います。
そして同じ苦しみをしている人は自分だけではなく、「同じ思いをしてる人がほかにもいる」ことに気づくだけでも全然違うと考えております。

少しでも改善できたらいいのになー。
OCD(強迫性障害)とは?
OCD(強迫性障害)とは、自分でも「考えすぎだ」とわかっているのに、不安や恐怖が頭から離れなくなり、その不安を打ち消すために特定の行動を繰り返してしまう精神疾患です。
例えば、
- 鍵を閉めたか何度も確認してしまう
- 手の汚れが気になり何度も洗ってしまう
- 「誰かを傷つけてしまうのではないか」という考えが頭から離れない
- 物の配置や順番が気になり、何度も直してしまう
といった症状がみられることがあります。
OCDの特徴は、「不安な考え(強迫観念)」と、「不安を和らげるための行動(強迫行為)」を繰り返してしまうことです。
多くの場合、本人も「そこまで気にする必要はない」と理解しています。しかし、不安が強いために考えや行動をやめることが難しくなってしまいます。
また、OCDは決して性格の問題や気持ちの弱さが原因ではありません。誰にでも起こる可能性があり、適切な理解やサポートによって症状の改善を目指すことができます。
OCDの主な原因として考えられていること
「遺伝的要因」と「環境的要因」が重なって症状が出るケースが多い。
もちろん症状は人それぞれですが、まずは大枠から要因を知って自分と向き合えるようにしていただければと思います。
脳機能の特徴
OCDは、脳の一部の働きが関係している可能性があると考えられています。
特に、判断や不安のコントロールに関わる脳の領域に特徴がみられることがあり、それによって不安な考えが繰り返し浮かんだり、確認行動をやめられなくなったりすると考えられています。
遺伝的要因
家族にOCDや不安障害を持つ人がいる場合、発症リスクが高まる可能性があることが研究で示されています。
ただし、遺伝だけで発症するわけではありません。
遺伝的な要因と環境的な要因が組み合わさることで発症につながると考えられています。
几帳面や完璧主義、生真面目だったり性格的な要因
完全に当てはまるわけではなくても、
- こうしなければならない
- これはやるべきだ
というべき思考があると自分の心に耳を傾けにくく、ガチガチに固まって疲れてしまいます。
生真面目だからこそルールや時間を守るという優れた点もありますが、もう少しラクな気持ちでいられるように自分なりに工夫してみてくださいませ。
こう考えてしまう
- 相手に迷惑が掛からない様にやらなきゃ
- やりたくないけど機嫌を損ねない様にしなきゃ
- 疲れたけど毎日のルーティンをこなさなきゃ
ただ、考え方を変えることで自分のための人生にできたらと思います。
こう考えてみよう!
- 相手に迷惑が掛からない様にやるけど、自分がこうしたいと提案してみよう!
- 機嫌を損ねられたら困るけど断ることも必要!自己犠牲にならないようにしよう。
- 疲れたから大枠のことをやったら休む時間にあてよう
また、不安な考えを必要以上に重要視してしまうこともあります。
こうした認知の特徴が、不安や強迫行為を強める一因になると考えられています。
OCDは決して本人の努力不足や性格の弱さが原因ではありません。
さまざまな要因が重なり合うことで起こる可能性があるため、自分を責めすぎないことが大切です。

環境的要因
ストレスが積み重なってしまい、症状を引き起こす
特に現代では仕事や人間関係、漠然とした将来の不安からストレスを抱え込んでしまう方達が増えているかと思います。
- 仕事のミスで皆に迷惑を掛けてしまう
- 上司や同僚が怒りっぽくてしんどい
- 自分の将来どうなってるんだろう。楽しんでる未来が見えない
慢性的にストレスが積み重なっていくと「正常な判断」から少しずつマイナス思考へと移行していきます。
そこから段々と、「成功体験でやったことを毎日のルーティン」にし、やらないと嫌なことが起こるんだとしがみついてしまう。強迫観念から強迫行為をしてしまう。
では、強迫観念や強迫行為とは何か?お伝えできればと思います。
OCDの主な症状
考え方や感じ方も人それぞれになりますが自分が不安になる要素をずっと考えてしまい、その不安をかき消せることを信じて他人から見たら心配してしまう程の行動を起こしてしまいます。
でも、「自分は強迫性障害だったんだ」と原因を知っていると、少しは不安が和らぐのではないでしょうか。
知っておくきっかけになればと思います。
強迫観念
脳内で考えたくもない事がイメージなど頭から離れない症状。
主に分けられているのが
- 汚染恐怖…汚れていなくても汚いって思ってしまう
- 加害恐怖…自分は人を轢いてしまうのではないか。神様に脳裏で勝手に冒涜してしまう。
- 不完全恐怖…シンメトリーになってないと気が済まない。キッチリ整理されてないと全く落ち着かない
- ため込み恐怖…物、ゴミでもため込む事への囚われ
- 数字に対する囚われ…縁起が悪いとされてる数字を回避したくなり、縁起の良いとされてる数字を好む
- 儀式…自分が決めたルーティンにこだわり、同じ手順や手法で行わなければならない囚われ
- 確認…戸締りやガスも元栓など、何度確認しても心配になってしまう。
強迫行為
これらの強迫観念に対して不安を打ち消すために繰り返し行ってしまう回避行為。
自分でも繋がりがないと分かっているのに、「やってはいけない」「やらなくてはいけない」という回避行為をすることで自分を安心させる。
生活にも支障をきたしてしまうこともあり、周りの人も巻き込んでしまうケースもあります。
強迫観念と強迫行為の繋がり
汚染恐怖で汚れてると思い込む
⇒必要以上に手を洗う
汚染恐怖で頭では神様は神聖なものと思ってるのに反対の言葉が脳裏によぎる
⇒言葉に出しても出さなくてもひたすら謝る汚れてると思い込む
お風呂で無意識に体を洗う順番が違う
⇒いつもと同じ順番になるよう最初から洗い始める
鍵を掛けたのを確認したのにちゃんと閉めたか気になる
⇒戻って戸締りの確認の繰り返し
これはほんの一例です。特にニュースの特集になっているのは汚染恐怖症ですが、ケースが違っても苦んでいる方はいっぱいいると思っています。苦しいことは人によって大きい小さいは測れません。
医療機関へ行ったり、相談できる人がいたら話を聞いてもらうなど一人で抱え込まない様にしていただければと思います。
OCDと上手に向き合う方法
OCD(強迫性障害)の症状に悩んでいると、
「どうして自分だけこんなに気になるんだろう」
「早くこの不安から解放されたい」
と感じることもあるかもしれません。
しかし、焦る必要はありません。
まずは、自分を責めすぎないことが大切です。
ここでは、OCDと上手に向き合うためのポイントをご紹介します。

上手に向き合うことができれば、症状も少しずつおさまるかな。
自分を責めない
OCDの症状は、本人の意思が弱いから起こるものではありません。
「また確認してしまった」
「こんなことを考えてしまう自分はおかしい」
と自分を責める必要はありません。
まずは、
「今、自分は不安を感じているんだな」
と受け止めることが大切です。
自分に優しく接することが、心の負担を軽くする第一歩になります。
ストレスを溜め込みすぎない
ストレスは、症状を強めるきっかけになることがあります。
そのため、
・十分な睡眠をとる
・適度に体を動かす
・趣味の時間を楽しむ
・リラックスできる時間を作る
など、心と体を休ませることも大切です。
完璧を目指すのではなく、自分なりのペースで過ごすことを意識してみましょう。
不安な気持ちを一人で抱え込まない
悩みや不安を抱え込んでしまうと、心の負担はさらに大きくなってしまいます。
家族や友人など信頼できる人に話すだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
「迷惑をかけたくない」と思うかもしれませんが、助けを求めることは決して悪いことではありません。
専門家に相談することも大切
症状によって日常生活に支障が出ている場合は、医療機関や専門家へ相談することも選択肢の一つです。
早めに相談することで、不安や悩みを整理しやすくなる場合があります。
一人で抱え込み続ける必要はありません。
少しずつ向き合っていくことが大切
OCDと向き合ううえで大切なのは、無理をしすぎないことです。
すぐに変わろうと焦る必要はありません。
今日できることを一つずつ積み重ねていくことで、少しずつ前に進んでいくことができます。
自分のペースを大切にしながら、ゆっくり向き合っていきましょう。
おすすめの本
自分のなかの神様とさよならするまで:もつおさん
もつをさんの実体験をもとにかかれた本です。
漫画になっていて「活字ばかりじゃつらいな」って方にもおすすめです。
これをやらなければならない、やらなかったから嫌なことが起きるんだと自分の中の自分ではない声が聞こえてきて、苦しい思いをしたエピソードから、自分を解放してあげて改善していくお話までされています。
- 漫画になっているので読みやすい
- 暗い話になりがちな部分も可愛いイラストにより「見たくない!」ってならない
- 人によっては解決できるヒントが見つかる
- 体験談をつづってくれているので共感性あがる
ぜひ読んでいただければと思います。
おわりに
今回は強迫性障害について、お話させて頂きました。
OCD(強迫性障害)とは?
OCDの主な原因として考えられていること
- 脳機能の特徴
- 遺伝的要因
- 環境的要因
OCDの主な症状
- 強迫観念
- 強迫行為
- 強迫観念と強迫行為の繋がり
OCDと上手に向き合う方法
- 自分を責めない
- ストレスを溜め込みすぎない
- 不安な気持ちを一人で抱え込まない
- 専門家に相談することも大切
- 少しずつ向き合っていくことが大切
OCDの原因は一つではありません。
「自分が弱いから」
「考え方が悪いから」
そういうことではないのです。
これは綺麗ごとではなく、もし今つらさを感じているなら、一人で抱え込まず、少しずつ周囲や専門家の力を借りることも大切です。
あなたは決して一人ではありません。
最後までご覧いただきありがとうございました!!



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