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なんでこんなにメンタルが弱いんだろうと自分で自分を責めてしまう方もいると思いますが、弱いからではなく原因がある可能性を知って頂きたいと思いました。
自分は何でこんなこと考えてるんだろう?なんで頭にこんなことがよぎるんだろう?
強迫性障害。
生きづらさの原因を知るだけでも解決方法を見つけやすくなったり、ただ弱いせいじゃないんだと少しは楽になるかと思います。
そして同じ苦しみをしている人は自分だけではなく、同じ思いをしてる人もいる事に気づくだけでも全然違うと考えております。
少しでも改善できたらいいのになー。
要因
遺伝的要因と環境的要因が重なって症状が出るケースが多い。
もちろん症状は人それぞれですが、まずは大枠から要因を知って自分と向き合えるようにして頂ければと思います。
遺伝的要因
几帳面や完璧主義、生真面目だったり性格的な要因
完全に当てはまるわけではなくても、「こうしなければならない」「するべきだ」というべき思考があると自分の心に耳を傾けにくく、ガチガチに固まって疲れてしまいます。
生真面目だからこそルールや時間を守るという優れた点もありますが、もう少しラクな気持ちでいられるように自分なりに工夫して頂ければと思います。
ただ、考え方を変える事で自分の為の人生にできたらと思います。
生真面目だからこそ自己犠牲になったりべき思考が出てきたりしますが、少しずつでも緩和されればと思います。
環境的要因
ストレスが積み重なってしまい、症状を引き起こす
特に現代では仕事や人間関係、漠然とした将来の不安からストレスを抱え込んでしまう方達が増えているかと思います。
慢性的にストレスが積み重なっていくと正常な判断から少しずつマイナス思考へと移行していくと思います。
そこから段々と、成功体験でやった事を毎日のルーティンにし、やらないと嫌な事が起こるんだとしがみついてしまう。強迫観念から強迫行為をしてしまうんですね。
では、強迫観念や強迫行為とは何か?お伝えできればと思います。
どんな事が起こっているのか?
考え方や感じ方も人それぞれになりますが自分が不安になる要素をずっと考えてしまい、その不安をかき消せる事を信じて他人から見たら心配してしまう程の行動を起こしてしまいます。
でも、自分は強迫性障害だったんだと原因を知っていると、少しは不安が和らぐのではないでしょうか。
知っておくきっかけになればと思います。
強迫観念
脳内で考えたくもない事がイメージなど頭から離れない症状。
主に分けられているのが
- 汚染恐怖…汚れていなくても汚いって思ってしまう
- 加害恐怖…自分は人を轢いてしまうのではないか。神様に脳裏で勝手に冒涜してしまう。
- 不完全恐怖…シンメトリーになってないと気が済まない。キッチリ整理されてないと全く落ち着かない
- ため込み恐怖…物、ゴミでもため込む事への囚われ
- 数字に対する囚われ…縁起が悪いとされてる数字を回避したくなり、縁起の良いとされてる数字を好む
- 儀式…自分が決めたルーティンにこだわり、同じ手順や手法で行わなければならない囚われ
- 確認…戸締りやガスも元栓など、何度確認しても心配になってしまう。
強迫行為
これらの強迫観念に対して不安を打ち消す為に繰り返し行ってしまう回避行為。
自分でも繋がりがないと分かっているのに、やってはいけない、やらなくてはいけないという回避行為をすることで自分を安心させる。
生活にも支障をきたしてしまう事もあり、周りの人も巻き込んでしまうケースもあります。
強迫観念と強迫行為の繋がり
これはほんの一例です。特にニュースの特集になっているのは汚染恐怖症ですが、ケースが違っても苦んでいる方はいっぱいいると思っています。苦しい事は人によって大きい小さいは測れません。
医療機関へ行ったり、相談できる人がいたら話を聞いてもらうなど一人で抱え込まない様にしていただければと思います。
おすすめの本
自分のなかの神様とさよならするまで:もつおさん
もつをさんの実体験をもとにかかれた本です。漫画になっていて活字ばかりじゃ辛いって方にもおすすめです。これをやらなければならない、やらなかったから嫌な事が起きるんだと自分の中の自分ではない声が聞こえてきて、苦しい思いをしたエピソードから、自分を解放してあげて改善していくお話までされています。
ぜひ読んで頂ければと思います。
おわりに
今回は強迫性障害について、お話させて頂きました。
もし強迫性障害で苦しんでいる方がいて、その苦しみから少しずつでも解放されればいいなと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!!
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